ブレーキランプ&ハイマウントストップランプLED化

K11マーチですが、そろそろ年式も経ってきましたので、ランプ類があちこち切れてきています。

メーターランプはもとより、エアコンパネルとかATシフトの所とか、カーオーディオとか<それは違うって

切れてからでは慌てるので、その前に予防処置として交換を考えてみます。

注)改造は自己責任でお願いします。不具合が発生しても当方は感知しません。


友人が先日、純正球交換式のLED球を車(初代エスティマ)に着けたとのことで、話を聞くとノーマルと殆ど変わらない明るさだとか・・・

にわかには信じられませんが比較写真も送ってきてくれましたので見てみると、確かに遜色ないレベルに見えます。

電球の代替で使うには、ピーク輝度と拡散性が重要ですので、改善されたのかな?

明るいLEDと言えば、ハイパワーLED(1Wオーバー品)ですが、それでは拡散性が疑問です。

友人にどのような物を購入したのかと聞くと、SMD(表面実装品)で、更にワンパッケージに3個LEDチップが入っているのを使ったとの事。

その辺りを候補に選定してみます。

 

調達したLED電球(テール&ブレーキランプ用T20ウェッジ)

手前:購入状態  奥2つ:改造後

今回購入した物は3チップLED*24個品です。

購入時点では、27個品まで出ていたようですが、流石に最新型?は高かった(2倍程度)ので、1ランク下の物を選定です。

これくらいLEDが付いている(3チップ*24個=LED72個)と、流石に拡散性もまともになります。

ただ、純正球より長さが長くなりますので、買う前に車に入るかを検討します。

幸い、マーチのブレーキランプにはこのサイズでも余裕で入ります。

プリメーラ カミノの分も合わせて某オークションで同型を6個ほど買いました。

とりあえず点灯チェックをしたところ、明らかに電球(5W/21W)よりも暗いです・・・ヤラレタ予想通り。

メインの使用者の親に見せるべく、実車に片側だけ装着して電球と比較しても「暗いなぁ」と。

この手のLED球は、電源電圧は書いてあるのですが、電流は書いてありません。

電流(又は電力)が書いてあれば、ある程度の明るさも判るのですが・・・

この状態で買うのはギャンブルですよねぇ。

 

追い討ちを掛けるように不点灯のセットもあります。

まぁ、そんな事もあろうかと、メール便ではなく宅配便で発送してもらったワケですが・・・

初期不良と言う事で交換依頼を連絡したのですが、1週間以上経過しても音沙汰なし。

すったもんだして何とか交換まで漕ぎ着けましたが疲れた<相手は中国人

しかも交換で送ってきた物もしっかり不良品でしたし・・・

また返品するのも労力と時間のムダですので、最終的には自分で修理しましたorz

 

改造前後の明るさ比較

左:改造前  右:改造後

個人的に、ブレーキランプLED化の醍醐味は、後続車への嫌がらせのような明るさだと思っています(違

と言うのは冗談として、明らかに電球より暗いのは何とかしないと事故の原因にもなります。

ここはいつものごとくブツを改造して明るくさせてみます<元々改造前提ですのでw

とりあえず1つをバラして内部の回路を確認しつつ検討します。

現状、LEDチップ1個当りに流れている電流は少なめになっているようですので、一気に2倍ぐらい流れるように改造しました。

LEDの電流を2倍にすると、明るさもほぼ2倍になりますのでそこそこ期待出来るかと。

回路的にはLEDが3個並列な物が3個直列になっていて、215Ωの抵抗(430Ωが並列)が入って12Vに接続となっています。
↑LEDをそのまま並列接続ですので、回路的には間違った使い方です

この当該抵抗器に220Ωを並列接続し、LED1チップ当りの電流をほぼ2倍にします。

トップ基板(上基板)も3個直列ですが、なぜか抵抗器は330Ωが一つだけ・・・側面の物より電流が少ないじゃん。

さすが中華クオリティー・・・なので、こちらは200Ωを並列に繋いでおきました。

最終的には、改造前0.22A程度→改造後0.42A程度の消費電流になりました<約5Wの消費電力

計算上、半分程度は電流制限抵抗で熱に変わっているようですが・・・

 

LEDチップ単体では定格電流以内(最低でも20mA?)だと思われますが、これだけ密集して実装されていますと放熱が追いつきません。

部屋で安定化電源に繋いで数分点灯させてみると、100度オーバー(非接触温度計にて)になっていました(^^;

実験後、LED自体は切れませんでしたし、実使用上でもブレーキを何分も踏み続ける事もないだろうということで、これで妥協します。

実車に再度装着して、親と明るさを確認したところ、「まぁいいんじゃないの」との反応になりました。

 

もう一点、このLED球にはダブル球(5W/21W)相当の機能(光量2段切り替え)があります。

改造前の実験点灯では2段切り替えの差があまり無かったのですが、改造後は21W相当時の明るさがアップした分、電球並みの差が出るようになりました。

後日、友人の車に装着ししてあったLED球を確認したのですが、そちらも2段切り替えのあまり変化が無かったバージョンでした。
↑全開点灯時は今回調達したLED球の改造前と同じ程度の明るさでした<3チップ*18個品でしたorz

 

ちなみに解析用にバラした1つですが、LEDが実装されている基板の裏側にあるチップ抵抗(430Ω)の足が片側半田付けされていませんでした。

機械による自動実装ではなく、人間による手動半田付けなので時々つけ忘れることは多々あります。

結果、ただでさえ暗いセットが電流半分になって余計暗くなってました。

さすが中華クオリティー・・・残りのセットも全てチェックしたのは言うまでもありません<幸い?大丈夫でしたが

 

加工品装着

後は普通にランプ交換の要領でサクッと作業します。

LED球では極性がありますので、注意して付けます。

装着後は念のために点灯試験を行い、ちゃんと機能しているか確認しておきます。

 

陬逹螳梧

(No Photo)

1人でブレーキを踏みながらリアを撮影できませんのでご勘弁(^^;

親が2週間ほど通勤(往復で40km、渋滞あり)で使用していますが、LED切れも発生していません。

電球時と同じレベルで使えるようです。

ノーマルの電球に赤フィルターを掛けた状態(=オレンジ混じりの色)より、赤LEDの方が綺麗な赤色の発色でスッキリしています。


調達したLED電球(ハイマウントストップランプ用BA15S)

左:改造後  右:改造前

マーチにはハイマウントストップランプが着いています。

使用ランプを確認してみると、10Wのランプ2つが入っていました。

以前よりあまり明るくはないなと思っていたのですが、10Wじゃ道理で暗いわけです・・・

事前にどれ位までの長さなら入るか確認したところ、ブレーキランプと同サイズまでなら入りそうです。

と言うことで、元が10Wの球ですので、ブレーキランプ(21W)より控えめに3チップLED*18個品をポチってみました。

で、実際に送られてきたものは24個品でした(^^;<こっちも全然気が付いていなかった

いざ点けてみるとやっぱり暗い・・・と言うか、電球10W程度の明るさはありますが何だかなぁ<同数LED実装の上記のウェッジLED球は何だと言う話に

こちらもせっかくですから明るくすべく改造してしまいます。

着いている純正の抵抗値は・・・同じ24個品なのに、上記のウェッジLED球とは違うものが付いてる(360Ω)し・・・

と言うことで、上記のウェッジLED球と同じ位の明るさになるよう200Ωを並列に接続しておきます。

また、このハイマウントストップランプの構造上、電球正面(トップ面)の光は使用されませんので、このLED電球では省電力のためにそのままにしておきます。

 

この球も初期不良が1つありましたので交換を掛けたのですが、交換用で着た物は本来の18個品でした。

何か微妙に違うなぁ・・・と思っていたのですが、いざ並べてみてから初めて判明しました(^^;

ハイマウントストップランプは2個で使いますので、1個だけ交換してもチグハグになってしまいます。

ここはぐっと我慢して、切れたセットを使用する事にします。

切れてるチップは側面基板に実装されているヤツですので、実用上必要がないトップ基板の正常な物と交換しておきました。

さすが中華クオリティー・・・余計な手間が掛かる。

 

改造前に24個品と18個品を点灯させて明るさを見てみたのですが、何となく24個品の方が暗い感じがします。

消費電流をみてみると、18個品の方が多く流れています。

明るい訳ですね・・・

さすが中華クオリティー・・・無改造で使うなら、24個品より18個品の方が明るいとかフザケテル<価格も24個品の方が高いし

皆さん、買う時は一気に必要数を購入(予備含む)した方が良いかと。

ロットが変わると内部の仕様が変わる可能性が大ですので。

 

改造後、点灯試験をしていたところ、1列だけ何だか暗い状態です。

ふと思いついて、せっかく着けた抵抗器を外したところ、全く点灯しなくなってしまいました。

どうやら基板裏側のチップ抵抗器の半田が取れてしまっているようです(もしくは、片端子だけ未半田?)

仕方がないので、こちらもバラして基板を確認してみます<バラすと後で組むのがすごく面倒な構造ですので避けたい

チップ抵抗器は両端子とも半田付けされていましたが、片側は何だか超山盛り半田になっています。

半田を除去後、再度半田付けしてみたのですが、何故か抵抗器の端子に半田が付きません。

よくよく見てみると、チップ抵抗器の半田付け用電極が取れて無くなっています・・・

今までは山盛り半田でかろうじて抵抗体部分に接触し、たまたま点いていたようです。

さすが中華クオリティー・・・不良部品を使うなって。

仕方がないので、適当な抵抗器を見繕って修理しておきました。

 

加工品装着

左:純正球  右:改造LED球

赤フィルターを掛ける前ですので、電球の方が明るく見えますが、ストップランプ内にセットしてしまえばこの状態より暗く見えます。

ほぼ、電球に遜色ないレベルで光っているようですので一安心ですね。

 

装着完成

シNo Photoシ

(No Photo)

1人でブレーキを踏みながらリアを撮影できませんのでご勘弁(^^;

普通に使えるレベルになっているようです。


トータルで4000円弱にてLED化出来ました。

当初の予定?の、嫌がらせのような明るさにはまだまだのようですが、普通に使う分には問題ないかと。

電流制限抵抗器の改造などの手間や不良対応などの問題がありますけど・・・

外国製高級車のLEDテール仕様では、国産車みたいにどぎつくない光り方のもありますので、これはこれで良いのかも。

消費電力もノーマルの62Wから20Wへ軽減されましたので、微量ながら省エネ=エコにもなります。

 

次はプリメーラ カミノの方をLED化ですね。
↑マーチは実験台だったとも言う(^^;


2010.11.14-

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